こんばんは。〆切いっぱいあるのに全然書けてなくて
「あ〜どうしよう〜」
と思っている6月29日です。そしてそんなときほどニュースレターを書きたくなるのです。書きますね。
今日は、めちゃくちゃハマっている『青春スター』という番組について書きます。
Abemaで観ることができるオーディションサバイバル番組、『青春スター』。
ダイジェストやパフォーマンス部分はYouTubeでも観ることができますが、やはりサバ番の醍醐味は周りのリアクションやビハインドなので、できる環境の方はなるべく本編を観ていただたい。無課金でもある程度観られるので是非是非。
先日も友人の今城文恵に
「山脇さん、ほんとオーディション番組好きですよね〜」
と言われて
「そうなんよ〜」
と答えたばかりなのですが、厳密にいうと、
「自社のオーディションをコンテンツにする番組」と「オーディション番組というコンテンツ」は違うのでは……と気づいたので、ここでシェアします(私はどっちも好きですよ)。
この問題、実はずーっとモヤモヤしておりまして。
というのも、発端は2021年に遡ります。
昨年、SKY-HIさんが自社のオーディションを番組として放送するさいに【これは、バラエティ要素や人気投票のない、本気のオーディションです】みたいな表現をご自身の発信でなさって、それが【バラエティ要素や人気投票のあるオーディション】番組のファンから反感を買う、という出来事がありました。
よくよく考えるとSKY-HIさんご本人ももともとバラエティ要素や人気投票のあるオーディション番組をワクワク観てらっしゃってて、楽しむ一方で「ああ、このシステムだと埋もれてしまう才能があるよなあ」と思うところあって自社オーディションに踏み切ったんだと見受けられるので、まあそう言っちゃうのもわかるんですが、そりゃあ、燃えますよね……。でも、なんか、争わなくていいところで争っている気もする……そもそも別物なのでは……? とモヤモヤしつつ言語化できないまま2022年。
で、ここ数週間、LDH様が開催した当社比過去最大のオーディションを追った番組(頑張る若者にHIROさんの情が移り、途中で落ちる予定の人が結局落ちなかったりしてちょっとグダグダ……)を観て、直後に『青春スター』を観ていたら(予選からバンバン落ちまくり)、圧倒的にエンタメになってるのは後者で、「あ、そういうことか!」と腑に落ちた次第です。別物なんですよこれは。
LDH様やSKY-HIさんがやっていたのは、あくまで「自社の新規所属アーティストを探すオーディション」で、番組はその密着ドキュメンタリー。
審査員は、社員。視聴者はそれをヤキモキしながら観るだけ。偉い人(社長)の温情で救済(オーデ落ちても所属が決まるなど)が起きたりするのがこちら。
一方、プデュシリーズやガルプラ、青春スターは「オーディションサバイバル」というジャンルの番組。オーディションだけど、過程をエンターテインメントとしてお茶の間に届けるのがこっちです。そのエンタメ要素として視聴者投票があったり、バラエティパートがあったり。番組として演出が行き届いており、最終デビューメンバーになれなくても分量次第で別の道が開けたりもする。そういう、番組。
どっちにも良さがあり、どっちにも搾取がある……。
私たちは悪編集に負けず、応援することしかできません。結局のところ、夢を追う若者に開かれる門が多くなったのだとしたら、それはいいことだと思うし……
で、「青春スター」です。
ときはオーディションコンテンツ乱世。すべてを追うことは不可能……と今回は見送る予定だった『青春スター』。
YouTubeに流れてきた、euphoriaを軽々と歌うキュルキュルお目々の釜山出身チョン・ソンユンさんの動画から、結局Abemaへ。抗えないオーディションサバ番の魅力よ……
そしてそこで、私はパン・ジュンウォンさんに出会ってしまうのです。
アイドル派一択!と思っていたのに、まさかのボーカル派で推しが爆誕。
シンガーソングライター派にも逸材がいっぱいで……
「え? 派って何?」
と思ったあなた、目の付け所がシャープです!
この「アイドル派」「ボーカル派」「シンガーソングライター派」が『青春スター』の肝、キーワードで、他のオーディションサバイバル番組とは一線を画す新しい切り口なのです。私はこれにもうまんまとハマってしまいました。
長くなったので続きはまた今度書きますね。観てください!青春スター!